先日、熊本市北区にある楠小学校で土地家屋調査士による出前授業がありました。土地家屋調査士とは、GPSや測量機を使って土地と建物が誰のものか国に登録する『土地の境界の専門家』で、今回、子どもたちに仕事の内容や測量について興味を持ってもらおうと企画されました。
児童たちは、定規や分度器を使って星を紙に描き、校庭へと移動します。
校庭に、50倍に拡大した星を描きます。
ここで使用するのが『トータルステーション』と呼ばれる測量機です。
この測量機を使って、1人が立てたポールをもう1人が望遠鏡でのぞき込み、正確な長さと角度を測ります。
「動かんでね」「数字はどう出た?」
「お、すごい!あと1センチ前に来て」
正確なポイントを見つけると、杭を使って印をつけ星の形を作り上げていきます。
そして、完成した図形を校舎の屋上から見ると…。
校庭に北斗七星が浮かび上がりました。
【生徒】
「星をみんなと協力して描けたので楽しかった」
子どもたちにとって楽しみながら測量の学びを深めた一日となりました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/25522bccd5001f11a15617d18d8f88db54aaca63
(2023/11/6 テレビ熊本)