WOODY調査士の情報通

登記・測量、住宅、不動産の情報をかき集めています。

2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧

国交省、土地所有に関する基本制度を見直しへ

国土交通省は土地の所有に関する基本制度の見直しを進める。人口減少が進んでいる中、所有者不明の土地の発生抑制や解消を図るのが目的。9月20日から有識者会議での検討が始まった。来年2月までに4回程度会合を開き、制度の具体的な方向性をとりまとめ…

雨漏りなど事故率は0.05%、新築住宅の瑕疵保険で明らかに

国土交通省は2018年9月14日、住宅瑕疵担保責任保険における事故率を公表した。新築住宅向けの1号保険を対象に、2008年度から16年度までのデータを分析。その結果、雨漏りや構造耐力上主要な部分で瑕疵が生じた事故率は、おおむね0.05%程度であることが分か…

家屋の公費解体、6000棟超 西日本豪雨、被災3県で100億円

西日本豪雨の被災家屋の公費解体が6千棟を超える見通しになった。費用は100億円を上回りそうだ。全半壊家屋の9割を占める広島、岡山、愛媛3県で、被害が大きかった市町が明らかにした。広範囲に浸水した真備(まび)町地区を抱える岡山県倉敷市は3千…

被災地でがれき撤去始まる 土地の「境界標識」はできるだけ保存を

震度7の地震で大きな被害を受けた北海道厚真町で9月11日、ボランティアの活動が始まった。厚真町では、建物が倒壊したり、家具が壊れたりなど、いまだに住民の生活に深刻な影響が出ている。 9月11日、札幌などから来たボランティア20人が受付を済ませ、活動…

不動産に「履歴書」導入 国交省、中古住宅の流通促進

国土交通省は不動産物件に公的なIDを付与し、「履歴書」のように取引実績を集約する仕組みをつくる。対象物件の過去の成約価格の推移やリフォーム実績の有無などを一覧できるようにする。市場の透明性を高めることで中古住宅の流通を促す。物件単位の細か…

改正建築基準法、9月25日から一部施行

政府は9月7日、木造の特殊建築物の防火規定の緩和などを盛り込んだ改正建築基準法の一部を9月25日から施行することを閣議決定した。 今回、施行されるのは、木造建築物等である特殊建築物の外壁などに関する規制の廃止や、接道規制の適用除外にかかる手…

レオパレスを「界壁なし」で提訴、約2000万円の損害賠償求める

岐阜市内にあるレオパレス21の木造アパートの小屋裏。所有者は一級建築士に依頼して2018年3月から3回、建物を調査した。結果、小屋裏には界壁がないことが判明した。各階の天井懐の界壁に不備があるとも主張している(写真:LPオーナー会) [画像のクリック…

建設業の人材確保育成へ多角的取り組み 国交省・厚労省概算要求

国土交通省と厚生労働省は9月3日、建設業の人材確保・育成に向けて連携し、多角的に取り組むため、2019年度予算概算要求の概要を取りまとめて発表した。 建設業への入職や定着を促す「人材確保」に向けた施策では、誰もが安心して働き続けられる環境整…