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空き家再生P、第2弾は宅地分譲(上山) 県など4者

 県、上山市、東北芸術工科大、県すまい・まちづくり公社は、連携して展開する空き家再生プロジェクトの第2弾として、空き家解体跡地の宅地分譲事業を開始する。子育て世代向けに空き家を改修して販売した第1号物件(上山市)の隣に2区画を用意した。申込期間は12日~30日。

 募集対象は▽小学生か未就学児がいる世帯▽世帯主かその配偶者のいずれかが40歳未満の世帯—としている。場所は上山市南町で、近くに小学校やスーパーマーケットがある。区画は面積が約177平方メートル(分譲価格618万円)と約176平方メートル(同615万円)。

 県など4者は第1弾の取り組みとして、築30年以上の木造平屋を子育て世代向けに改修して販売した。9月に入居者が決定している。同物件と隣接する空き家も取得しており、改修による利活用が困難なため解体し、宅地分譲することとした。

 購入者を確定させる区画決定会を12月2日に上山市南部地区公民館で開く。申し込みがなかった場合、12月3日から先着順で受け付ける。問い合わせは県すまい・まちづくり公社(0120)303978。上山市建設課023(672)1111。

(2018/11/4  新建ハウジング、山形新聞)