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土木学会推計、南海トラフ地震の経済的被害1466兆円 対策講じれば3割減

土木学会の「国土強靱化定量的脆弱性評価委員会」で示された巨大地震の被害想定(出所:土木学会の資料を基に日経クロステックが作成)
土木学会の「国土強靱化定量脆弱性評価委員会」で示された巨大地震の被害想定(出所:土木学会の資料を基に日経クロステックが作成)
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 土木学会は南海トラフ巨大地震によるインフラ施設などへの経済的被害の総額が1466兆円に上るとの推計を発表した。政府が2025年3月に公表した推計額292兆円の5倍に上る。一方、社会インフラの強靱(きょうじん)化対策を講じることで被害額を3割軽減できるとの見通しも示し、「国難」の1つとされる同地震に対する積極的な事前防災の必要性を訴えた。

(2025/6/17 日経XTECH)