高さ22mの“危険な盛り土” 県が行政代執行 工事経費約1億5500万円は男に請求する方針 福島・西郷村真船地区© FNNプライムオンライン
危険な「盛り土」の現場での行政代執行がようやく終了しました。
この問題は、福島・西郷村の真船地区で高さ22メートルの「盛り土」が造成されたものです。
福島県は2024年8月、災害の危険性があるとして、盛土規正法に基づく行政代執行に踏み切り、24日、ようやく作業を終えました。
1.4万立方メートルの土砂を撤去し、高さは22メートルから15メートルまで低くなったほか、最大48度あった勾配を30度に抑えています。
福島県は、この「盛り土」の造成を主導したとして、全国で初めて盛土規正法違反の疑いで書類送検された男に、工事の経費約1億5500万円を請求する方針です。
(2025/3/25 FNNプライムオンライン)