国土交通省によると、2018年2月の住宅着工戸数は6万9071戸で、対前年同月比は2.6%減だった。8カ月連続のマイナス成長だ。利用関係別にみると、前年同月比で持ち家が6.1%減、貸家は同4.6%減と、ともに減少。他方、分譲住宅は同3.4%増と増加に転じた。休日数や気温による需要変動のばらつきを取り除いた季節調整済年率換算値は、92万6000戸(同8.2%増)だった。3月30日に発表した。
住宅の種類別に見ると、持ち家は2万13戸(対前年同月比6.1%減)で、先月の増加から再びの減少へと転じた。貸し家は2万9420戸(同4.6%減)と9カ月連続の減少だ。
他方、分譲住宅は1万9023戸で、同3.4%増と3カ月ぶりの増加となった。戸建て住宅の戸数は1万560戸で同1.3%減と2カ月連続での減少となったが、マンションの戸数が8267戸(同9.3%増)と3カ月ぶりの増加となり、分譲住宅全体を押し上げた。