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浸水住宅は感染症対策を! 清掃の際にはマスクや厚手の手袋を着用して…厚労省が注意喚起

台風19号の影響で、特に被害が大きかったのが、大雨による浸水被害。
千曲川多摩川など各地で河川が氾濫し、7県の37の河川、51カ所で堤防が決壊した。

そうした中、厚生労働省は、ホームページで住宅が浸水した場合、細菌やカビが繁殖しやすく、感染症にかかる恐れがあるため、清掃することを呼び掛けている。
また、清掃の際には、マスクや厚手の手袋を着用することが大切だという。

こちらの「浸水した家屋の感染症対策」は、厚労省で、今回の台風に限らずホームページで随時更新されていて、自治体に向けて活用を勧めているものだが、改めて清掃の時の注意事項を見てみる。

 
出典:厚生労働省ホームページ

・ドアと窓をあけて、しっかり換気
 数日して自宅に戻るときは、屋内にカビが発生していることがあります
・汚泥は取り除き、しっかり乾燥
 消毒薬は、汚れを取りのぞいた上で使用しましょう
・清掃中のケガ予防に手袋を着用
・ほこりを吸わないようにマスクを着用
・清掃が終わったらしっかり手洗い

さらに、傷口からの感染を防ぐために「丈夫な手袋や底の厚い靴などを着用」「長袖など肌の見えない服装を着用」。
また、土ほこりが目に入って結膜炎になったり、口から入ってのどや肺に炎症を起こすこともあるので目や口を保護することが重要とし、「ゴーグル・マスクを着用」「作業後には手洗い」での予防を勧めている。

 この他にもホームページでは、「家具類・食器類などの消毒方法」や「消石灰の取り扱い」について明記されている。

感染症予防のためには「清掃と乾燥が最も重要」としているが、二次被害をうまないためにも厚労省の呼びかけを活用し、身を守ってほしい。

(201/10/15 フジテレビ)