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少年の後見人 財産売却し横領か

4年前、当時、高校生の親族の少年の後見人を務めていた韮崎市の39歳の男が、管理していた少年の土地や建物などを意思に反して売却し、1300万円余りを横領したとして、業務上横領の疑いで逮捕されました。
警察の調べに対し、男は「すべての金を自分が使ったわけではない」などと、容疑を一部否認しているということです。

逮捕されたのは韮崎市龍岡町下條東割の会社員、横森聡容疑者(39)です。
警察によりますと、横森容疑者は、母親を亡くした当時中学生の親族の少年の未成年後見人に甲府家庭裁判所から選ばれ、7年前の平成24年8月から少年の財産の管理などを行っていました。
しかし、平成27年8月に、高校生になった少年が元々住んでいた住宅や土地などを意思に反して売却し、代金の現金1300万円余りを横領したとして、業務上横領の疑いが持たれています。
少年は、意思に反して住宅などを売却されたことから、甲府家庭裁判所に後見人の解任を申し立て、裁判所は横森容疑者を解任したうえで、去年、警察に告発していました。
横森容疑者は調べに対して「すべての金を自分で使ったわけではない」と容疑を一部否認しているということで、警察が金の使いみちなどを調べています。

(2019/10/24 NHK)